<イベント報告>10月4日(金)・5日(土) 八ヶ岳連峰 赤岳登山ツアー
<イベントレポート>八ヶ岳連峰 赤岳登山ツアー 2days
赤岳地蔵尾根
日本百名山・ 赤岳登山のイベント報告です。
八ヶ岳連峰 赤岳(標高2899m)、群を抜いて颯爽とそびえ立つ姿はまさに八ヶ岳の主峰。
今回は、サークルベッキー!の登山・トレッキング・ハイキングのインストラクターでもあり、赤岳頂上にある山小屋『赤岳頂上山荘』で働いている、宇留野さんのガイドのもと登って来ました。参加された方々は、ベッキーメンバーで登山やトレッキングの経験者、初心者だが健康で体力に自信があるという方と一緒に登りました。
赤岳 山頂
基本情報
山の解説 |
赤岳(あかだけ)は、長野県南佐久郡南牧村、諏訪郡原村、茅野市、山梨県北杜市にまたがる標高2,899 mの山。八ヶ岳中信高原国定公園南部に位置し、八ヶ岳連峰の最高峰である。山名は山肌が赤褐色であることに由来し、山頂は南峰と北峰に分かれており、南峰に一等三角点と神社がある。北峰には赤岳頂上山荘がある。南峰とその南の権現岳との間はキレット(鞍部)となっている。麓は冬はスキー客で、夏は避暑地として賑わう。赤岳は、「日本百名山」として登録されています。 |
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難易度 |
<技術レベル> 中級レベル 一般登山コースが歩ける方、または歩いた経験がある方向け <体力レベル> 3/5 体力には少し自信があり、日頃から運動に親しまれている方のコース |
登山ルート |
<往路・復路ルート> 美濃戸口 (標高 1490m) ▼▲ 美濃戸 登山口 (標高 1690m) ▼▲ 柳川南沢ルート 行者小屋 (標高 2354m) ▼▲ 文三郎尾根ルート 赤岳頂上 (標高 2899m) ▼▲ 赤岳頂上山荘(泊) |
いざ出発!
早朝5時45分 新宿駅西口を定刻に出発。
貸切バスにて、中央自動車道を通り登山入口である 美濃戸口・八ヶ岳山荘前に8時30分定刻に到着。皆さん車中では、朝早かったせいか、体力温存なのか、静かにお休みになってました!
美濃戸口は標高1490m。バスは、ここまでしか入れません。登山口の美濃戸までは林道を歩きます。本日は雨の心配もなさそうで、気持ちよく快適にスタートです。
八ヶ岳に向かってGO! 登山口まで林道を歩きます!
八ヶ岳山荘に到着! 登山口にある美濃戸山荘 ベッキーレディース
標高1760mにある、登山口 美濃戸に到着、いよいよここからが登山の開始、今回は行者小屋まで、柳川南沢ルートで登ります。まずはガイドの宇留野さんが待つ行者小屋まで頑張ろう!
▼スタートして暫くは緩やかな上りで、沢沿い歩き。柳川沿いに登る登山道です。川を何度も渡り返し、樹林帯の中を登ります。行者小屋近くになると河原が広がり横岳、大同心、少同心などが眼前に現れます。参加者からは、富士山登山ではまず有り得ない光景で、とても景観もよく気持ちよく歩けて感動!
皆んな 爽やか表情 沢沿い歩き 河原が広がり
柳川南沢ルート
ちょっと休憩タイム中
12時過ぎに行者小屋(2350m)に無事到着。予定時刻からは ちょっと遅れぎみ。ここで宇留野さんと合流、昼食を取りながら ゆっくりと休憩です。見上げれば赤岳頂上がくっきり、ここから赤岳山頂に向かって一気に登ります。
ここから頂上へは地蔵尾根と文三郎コースがあるが、今回は初心者も多いことから文三郎コースを選択。 ガイドより、ここからが本当の登山ですよと言われ、歩き方・注意すべきことなどのレクチャーを受けいざ出発!
宇留野さんと久し振りに再会 お蕎麦タイム 赤岳頂上を見上げながら ちょっと絶句!
いざ山頂に向け出発! 約600mの標高差を イッキに登っていきます。しばらくは石ゴロゴロの樹林帯を歩き、その後ひたすら急登、階段がつらい! スタート地点から行者小屋までは、歩く距離は多くても勾配はなだらかでハイキング気分でしたが、行者小屋からが登山!! って言いたくなるような急勾配続きです。しかし鉄階段で高度を稼いで行くたびに、素晴らしい景観が待ってました。
どこまでも続く長い鉄階段・・ いつもは駅の階段も避けているのに
行者小屋が あんな小さく見えて来た〜 登って来たなぁ!
文三郎道分岐(標高2,700m)に到着!360℃見渡せる絶景です。ここからは晴れていれば富士山を見ることが出来るそうです。いよいよ山頂まであとヒト踏ん張りというところに来ました! これから核心部 クライマックスの文三郎尾根上部の岩場に入ります。
「文三郎道、中岳・阿弥陀岳、赤岳」の分岐
さぁ〜 最後のクライマックス 赤岳頂稜部 急な岩場の登り、危ない所には、鎖がつけられています。ファイト一発!CMを思わせるが待っていまました。「三点確保」で慎重に! 山頂に近づくほど岩場や鎖を使って登るようになり興奮と衝撃。岩肌に足をかけ、へばりつくような格好でとにかく滑り落ちないように。
岩場をガンガン登っています!
ラストスパート! 頂上はすぐそこに! ふぁいと いっぱつ! ロッククライミングですよ!
いやゃーー! 岩・岩・岩場
ついに赤岳の山頂に到着しました。時刻は14時30分。ついに登りましたよ。赤岳・・・
360度の眺望です、とにかく綺麗で、爽快。一言で言う・・・のは無理ですね。登りきった感激感動とまさにこり絶景素晴らしい・・・。よく頂上までこれたものだ! 後半ガスがかかり始めているので心配してたが、山頂はスッキリ見渡すことができ良かった!
全員揃っての記念撮影 やったよ! いぇ〜
360℃ 素晴らしい景色に超感激!
遠くのほうに富士山が見えた!・ラッキー!
皆さん 360度のパノラマに絶句・・・。言葉も無く しばし素晴らしい景観に見とれてました!
本日お世話になる「赤岳頂上山荘」です! 宇留野さんがシーズン中 こちらで働いております。
ちょっとビックリ! 頂上のすぐお隣にあるんです! よくこんな所に作れたのか?不思議です。午後3時30分にチェックイン。山小屋は、とてもキレイで素敵! 設備もバッチン! 快適なお部屋でした。18時夕食までの時間は、各々自由行動です!
お世話になりま〜す! フロントには先程までガイドしてくれてた宇留野さんが迎えてくれました!
なにやら! 皆さん部屋にジッとしていられない様子で、次々と山小屋の外に・・・。確かに頂上から見る景色はアッカンですからねー。遠い彼方に太陽が沈む時間が近づいてきました。あら! だんだん夕日が赤く染まってきて、とてもとても素晴らしい光景に出会えました! 綺麗で幻想的な夕日の登場です! 山小屋に滞在の他の方々も ゾロゾロと外に出てきましたねー!
綺麗で幻想的な夕日の登場です!
『素晴らしい景色ですねぇ〜』 山小屋前で早くも乾杯?? 頂上でのビールは『う・ま・い』
18時00分〜 館内放送〜 カンカンカン! 夕食タイムです☆〜
20時00分〜 食事の後は、全員食堂に集まり宇留野さんを囲んでの飲み会をしちゃいました!
就寝22時00分 お疲れ様でした。おやすみなさい☆〜
楽しみの夕食タイムです! 宇留野さんを囲んでの飲み会がスタート! 居酒屋??
早朝5時30分起床! 6時00分 館内放送 朝食のご用意が出来ました〜
美味しい朝食ごちそう様でした。食事後、さっそく身支度を終え山小屋前で記念撮影!です。
朝6時00分 朝食タイムです。 山小屋の朝は早っ! みんな寝不足? これから下山します。レッツゴー!!
朝から雨が振り出しており、岩場を降りれるか心配してま〜す。でも、下りも宇留野さんがガイドして同行してくれるので心強いです! 今日も宇留野さん宜しくお願いします!
慎重に・・慎重に一歩づづ、 ひさすら岩場を下り高度をガンガン下げていきます!
下りは膝にきますねぇ〜 滑ったら命取りです!
ようやく中腹の行者小屋に到着♪ 雨が上がってきたようです良かった!
ここで宇留野さんともお別れです! 行者小屋から山頂までの区間ガイドをしていただき感謝!感謝です。有り難うございました!
この後は昼食をとりながら休息をして下山です。
貸切バスが待っている登山口まで、もうひと頑張りです。あとは楽しくハイキング気分で歩きます!
早っ! あっという間に行者小屋到着です! ここからはノンビリとハイキング気分で楽しく歩きましょう!
下山後は近くの日帰り温泉に『ふれあいセンター もみの湯』(日帰り温泉 500円)立ち寄り、大きなお風呂に入り汗を流し ひと時の幸せを感じ、一路東京に戻ります。
2日間にわたり、大変お疲れ様でした! この2日間は 良い思い出に残ると思います。
また、是非 来年 2014年度も新しいメンバーさんを加え、また赤岳頂上を目指し登りたいと思っております。
『2014 赤岳登山ツアー 2day』 乞うご期待下さい!!