<イベント報告>8月30日(土)・31日(日) 八ヶ岳連峰 2014赤岳登山ツアー
<イベントレポート>八ヶ岳連峰 2014赤岳登山ツアー 2days
赤岳地蔵尾根
日本百名山・ 2014赤岳登山のイベント報告です。
八ヶ岳連峰 赤岳(標高2899m)、群を抜いて颯爽とそびえ立つ姿はまさに八ヶ岳の主峰。
今年で2回目の開催となり、18名(男性11名/女性7名)の皆さんと行ってきました。2日間とも天候もまずまずで、山頂からの眺望は素晴らしく360度の思わず息をのむ大展望。どこまでも続く雲海の上にポッカリと浮かぶ富士山や日本アルプスの峰々、疲れをふきとばす満足感、この絶景を一人占めできました。
皆様方のご協力もあり、お蔭様で無事終了することが出来ました。ありがとうございました。
赤岳 山頂
基本情報
山の解説 |
赤岳(あかだけ)は、長野県南佐久郡南牧村、諏訪郡原村、茅野市、山梨県北杜市にまたがる標高2,899 mの山。八ヶ岳中信高原国定公園南部に位置し、八ヶ岳連峰の最高峰である。山名は山肌が赤褐色であることに由来し、山頂は南峰と北峰に分かれており、南峰に一等三角点と神社がある。北峰には赤岳頂上山荘がある。南峰とその南の権現岳との間はキレット(鞍部)となっている。麓は冬はスキー客で、夏は避暑地として賑わう。赤岳は、「日本百名山」として登録されています。 |
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難易度 |
<技術レベル> 中級レベル 一般登山コースが歩ける方、または歩いた経験がある方向け <体力レベル> 3/5 体力には少し自信があり、日頃から運動に親しまれている方のコース |
登山ルート |
<往路・復路ルート> 美濃戸口 (標高 1490m) ▼▲ 美濃戸 登山口 (標高 1690m) ▼▲ 南沢ルート/北沢ルート 行者小屋 (標高 2354m) ▼▲ 文三郎尾根ルート/地蔵尾根ルート 赤岳頂上 (標高 2899m) ▼▲ 赤岳頂上山荘(泊) |
いざ出発!
早朝6時30分 新宿駅西口を出発。
朝からあいにくの雨・・(悲) 。貸切バスにて、中央自動車道を通り登山入口である 美濃戸口・八ヶ岳山荘前に向かいます。途中 山梨市内ぐらいより天候も回復(嬉) 空も明るくなり、到着地では すっかり天候も回復 良い登山になりそうです。
皆さん車中では、朝早かったせいか、体力温存なのか、静かにお休みになってましたので、準備体操の後 皆さん元気に登山スタートです。
八ヶ岳に向かってGO! 登山口まで林道を歩きます!
八ヶ岳山荘に到着! 登山口にある美濃戸山荘 記念撮影 バチィッ!
標高1760mにある、登山口 美濃戸に到着、いよいよここからが登山の開始、今回は行者小屋まで、柳川南沢ルートで登ります。まずはガイドの宇留野さんが待つ行者小屋まで頑張ろう!
▼スタートして暫くは緩やかな上りで、沢沿い歩き。柳川沿いに登る登山道です。川を何度も渡り返し、樹林帯の中を登ります。行者小屋近くになると河原が広がり横岳、大同心、少同心などが眼前に現れます。参加者からは、富士山登山ではまず有り得ない光景で、とても景観もよく気持ちよく歩けて感動!
皆んな 軽やかに歩いてますよ! 沢沿い歩き 気分最高♪です 河原が広がり、もうすぐ中間点です!
柳川南沢ルート 川を何度も渡り返し、樹林帯の中を登ります。
富士山登山ではまず有り得ない光景で、とても景観もよく気持ちよく歩けて感動!
12時過ぎに行者小屋(2350m)に無事到着。予定時刻からは ちょっと遅れぎみ。ここで宇留野さんと合流、昼食を取りながら ゆっくりと休憩です。見上げれば赤岳頂上がくっきり、ここから赤岳山頂に向かって一気に登ります。
ここから頂上へは地蔵尾根と文三郎コースがあるが、今回は初心者も多いことから文三郎コースを選択。 ガイドより、ここからが本当の登山ですよと言われ、歩き方・注意すべきことなどのレクチャーを受けいざ出発!
ガイド 宇留野氏と久し振りに再会 ラーメン 最高!! 赤岳頂上を見上げながら ちょっと絶句!
いざ山頂に向け出発! 約600mの標高差を イッキに登っていきます。しばらくは石ゴロゴロの樹林帯を歩き、その後ひたすら急登、階段がつらい! スタート地点から行者小屋までは、歩く距離は多くても勾配はなだらかでハイキング気分でしたが、行者小屋からが登山!! って言いたくなるような急勾配続きです。しかし鉄階段で高度を稼いで行くたびに、素晴らしい景観が待ってました。
どこまでも続く長い鉄階段・・ いつもは駅の階段も避けているのに
行者小屋が あんな小さく見えて来た〜 登って来たなぁ! 休憩をしながら一歩・一歩進みます
いゃーーーファイト! ファイト ガイドさんから幾度もレクチャーしていただきながら・・・
みんな頑張ってーーーーーー! もう直ぐ尾根に出ますよ♪
登るたびに下を見渡すと 素晴らしい景観です♪ いゃーーー登ってきましたねぇ
文三郎道分岐(標高2,700m)に到着!360℃見渡せる絶景です。ここからは晴れていれば富士山を見ることが出来るそうです。いよいよ山頂まであとヒト踏ん張りというところに来ました! これから核心部 クライマックスの文三郎尾根上部の岩場に入ります。
「文三郎道、中岳・阿弥陀岳、赤岳」の分岐
さぁ〜 最後のクライマックス 赤岳頂稜部 急な岩場の登り、危ない所には、鎖がつけられています。ファイト一発!CMを思わせるが待っていまました。「三点確保」で慎重に! 山頂に近づくほど岩場や鎖を使って登るようになり興奮と衝撃。岩肌に足をかけ、へばりつくような格好でとにかく滑り落ちないように。
いよいよクライマックス・エリアに突入です。 ここからは岩場をガンガン登っています!
ラストスパート! 頂上はすぐそこに! ふぁいと いっぱつ! ロッククライミングみたい!
いやゃーー! 岩・ 岩・岩場 残りわすか・・ 鎖をしっかり持って一歩づづ
ここからは前の人との距離をしっかりとって・・・! ゆっくりで大丈夫ですよ〜 がんばろーーー
ついに赤岳の山頂に到着しました。時刻は16時30分。ついに登りましたよ。赤岳・・・
360度の眺望です、とにかく綺麗で、爽快。一言で言う・・・のは無理ですね。登りきった感激感動とまさにこり絶景素晴らしい・・・。よく頂上までこれたものだ!
全員揃っての記念撮影 360℃ 素晴らしい景色に超感激! やったよ! いぇ〜
脱落者もなく全員で登頂しましたよ♪ みんな頑張りました!
登ってるときは大変だけど、頂上からの景色を見てしまうと、達成感と360℃のパノラマに絶句!!
来て良かったぁーーーー♪ 皆さんお疲れさまでした。
本日お世話になる「赤岳頂上山荘」です! 宇留野さんがシーズン中 こちらで働いております。
ちょっとビックリ! 頂上のすぐお隣にあるんです! よくこんな所に作れたのか?不思議です。午後3時30分にチェックイン。山小屋は、とてもキレイで素敵! 設備もバッチン! 快適なお部屋でした。18時30分 夕食までの時間は、各々自由行動です!
お世話になりま〜す! フロントには先程までガイドしてくれてた宇留野さんが迎えてくれました!
ベッキーの為に大部屋を貸切りにして頂きました。感謝! 感謝! ありがとうございます
山小屋にて夕食タイム。そして 寛ぎの居酒屋タイムです。宇留野氏のご好意により・・・・ありがたい。
翌朝・・・・ 朝から雨が振り出り、岩場を降りれるか心配してま〜す。でも、下りも宇留野さんがガイドして同行してくれるので心強いです! 今日も宇留野さん宜しくお願いします!
さぁー下山です。 小屋前で記念撮影。これから慎重に・・慎重に一歩づづ、 ひさすら岩場を下ります!
下りは膝にきますねぇ〜 滑ったらヤバイです!
なにしろ景色が素晴らしい・・・・・
小雨もすぐに止み ラッキー! 時折 青空も・・・
下山の時ほど事故が多いと聞くので より慎重に下りましょう!
いゃー この景色を見ちゃったら また来たくなっちゃいます!
ようやく中腹の行者小屋に到着♪ 雨が上がってきたようです良かった!
ここで宇留野さんともお別れです! 行者小屋から山頂までの区間ガイドをしていただき感謝!感謝です。有り難うございました!
この後は昼食をとりながら休息をして下山です。
貸切バスが待っている登山口まで、もうひと頑張りです。あとは楽しくハイキング気分で歩きます!
早っ! あっという間に行者小屋到着です! ここからはノンビリとハイキング気分で楽しく歩きましょう!
とても景観もよく気持ちよく歩けて感動!
下山後は近くの日帰り温泉に『ふれあいセンター もみの湯』立ち寄り、大きなお風呂に入り汗を流し ひと時の幸せを感じ、一路東京に戻ります。
2日間にわたり、大変お疲れ様でした! この2日間は 良い思い出に残ると思います。
また、是非 来年 2015年度も新しいメンバーさんを加え、また赤岳頂上を目指し登りたいと思っております。
『2015 赤岳登山ツアー 2day』 乞うご期待下さい!!